今年はカマロ、ファイヤーバードのボディーマウントの交換を数台やりました。 外してみて酷い場合は鉄板を溶接するのですが、あまりにもひどい場合は交換が良いです。 2ndファイヤーバードは特に欠損が多く、左側にバッテリーがありその下にあるバッテリートレイ、コアサポートがラジエーター液で腐っているのです。 ここ数年部品が作られたので（社外）取り寄せて交換しましたが、さすがに海外製中々合いません。 現車は昨年社外のエアコンＫＩＴを当店で入れましたのでまだ良いですが、純正のコンデンサーなどがついている場合 多少苦労する場合もあります。 一緒に細かいネジなども交換しておくといいです。

エアコン修理です。９２ｙカマロ　コンプレッサーからの異音、エアコンの効きが悪い、暑い日に入庫しました。コンプレッサー自体が悪いようです。圧力がかからないのが原因のようです。コンプレッサー、レシーバードライヤー、オリフィスチューブの交換です。各部品を外し、洗浄してOーリング交換してから組み上げます。もちろんコンプレッサーオイルを適量入れて作業します。基本的には３点交換は必ずします。アメリカでは３点交換しないと保証がききません。コンプレッサーのみ交換してもスラッジが原因で再度コンプレッサーが故障したりする事があるからです。当店では念の為、後日ガス漏れした場合漏れた箇所を特定する為に染料入りのコンディショナーを注入します。これにより作業箇所以外の他の部品からの漏れも検知出来ます。

94y トランザムのエンジンマウント交換です。４ｔｈトラカマ系はマウントが悪くなってくると振動が凄く気になるようになります。純正のマウントは今現在入手しにくく、社外のマウントを使用しました。純正マウントはブラケットごと付いてくるので楽ですが、社外のマウントは分解して、組み直さなければいけません。最後にはブラケットを塗装して組み上げて終わりです。

Firebird ３速に入らない・・電話がありました。早速入庫点検しましたが、特にオイル、ケーブル、ホース等問題ありませんでした。オイルパンを開けてみると・・・スラッジが沢山。O/Hでも良いのですが、トルコンと共に交換する事に。外したトランスミッションですが、マルチケースでBuick,Olds,Pontiac,chevy等に使える便利？なケースです。新品はPontiac(B,O,P)ケースのTH-350です。３速に入るようになり普通に乗れるようになりました。（あたりまえですが）オイル交換、フィルター交換は定期的に！

80y カマロのリヤデフ、クリップボルト交換です。デフオイルも一緒に交換したいと依頼を受けましたので、オイルパンを外しシャフトを抜きました。クリップボルトだけであればオイルパンを外さなくても出来るのですが、外して圧入機にて確実に入れます。画像が見にくいのですが、長さ違いのボルト、ネジ山が削れている為に全部交換しました。車検や点検の時にはチェックしたい箇所です。

メーター不動？スピードメーターが動かない修理依頼です。メーター本体と思ったのですが、ケーブルを回すと普通にメーターが回ります。トランスミッション側に問題？今回のトランスミッションは３速A/T 　ＴＨ－３５０Ｃ　８０年前後にＧＭ車に使われていたトランスミッションです。リヤのケースを開けてギヤが見えます、本体のギヤのロックが割れて空回りしていました。ロックピンを取り付け、終わろうと思いましたが、メーターケーブルの被服が大分溶けて？いましたので、これも交換しました。以前マフラー等に干渉していたのかもしれません。無事メーターが動きました。